コンピューターウィルスとは、なんですか

 

パソコンが普及して、「コンピューターウィルス」という言葉もずいぶんなじみになってきました。

最初のころは、インフルエンザのウィルスのように空中を漂ってきてパソコンに悪さをするものと思い込んでいた人もあったようですが、もちろんそうではないのです。

コンピューターウィルスというのは、他人のパソコンに忍びこませて、パソコン内部に被害を当てる悪意に満ちたデータの集まりのことなのです。

たんに、いたずらメッセージを表示するだけのものから、ハードディスクのデータを壊してしまうものまで、悪さの度合いはさまざまですが、その9割以上が、電子メールの「添付ファイル」で広まるといわれています。

添付ファイルというのは、ちょうど資料を書類の本文にクリックでとめて提出するように、電子メールの本文に添えて送る文書や写真などのファイルのことなのです。

このファイルに、悪意のデータを書き込んでおくわけなのです。

たとえば、嘗て猛威を振るった「サーカム」も添付ファイルで感染するウィルスで、強力な感染力と破壊力を持っていました。

感染すると、メールソフトのアドレス帳に登録されている相手に自分複製を送りつけるだけではなく、ユーザーが閲覧した

ホームページの記録データから探し出したアドレスにも、メールを送ってしまうし、ハードディスクの中身を消去する性質もある。

対策の第一は、心当たりのないメールの添付ファイルは開かないこと。

もっとも、差出人が友人であっても、そのパソコンが感染している可能性もあるから、油断は出来ないのです。

最善の手はウィルス対策ソフトをパソコンに組み込みことだが、組み込んだだけでは不十分なことも知ってほしいのです。

コンピューターウィルスはどんどん新種が出てくるので、ソフトが内蔵しているウィルスのデータベースを、常に最新のものに更新しておくことが必要なのです。

これを怠ったために感染してしまった事例が、数多く報告されています。

ソフトの更新ボタンを押せば、インターネット経由で自動的に最新情報を取り込んでくれます。

パソコンを立ち上げるときは、ウィルスソフトの更新をしてから開く習慣を身に着けてください。

 

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